
小学生がプログラミングを始める前に知っておいた方がいいことをまとめました。「とりあえず始めてみる」という姿勢も大切ですが、最低限知っておいた方がいいことがあります。
プログラミングを始めようと思ったときに最初にでてくる疑問が「何を勉強すればいいのか?」「何が将来的に役立つのか?」です。
プログラミングには、プログラミング言語というものがあります。ネットで調べれば、言語による得意分野などいろいろな情報を知ることができますが、「要は何がいいの?」という疑問にスパっと答えているサイトはありません。
そうした疑問に答えているサイトがあれば、それは自社の製品や何か売ろうとしているアイテムにとって都合のいいものを答えとしているにすぎません。
「プログラミングで最初に何を勉強すればいいのか?」という疑問に対する答えは、学ぶ人によって変わってくるため、「コレです」という誰もにあてはまる答えはありません。
ただし、「最初は何でもイイ」という考え方も危険です。特に小学生など子どもがプログラミングを始めようとする場合は次のことに気をつけなければなりません。
小学生がプログラミングを始めるときに気をつけるべきは「学習コスト」です。
ただし、ここでいう「学習コスト」とは、「お金」のことではありません。
プログラミングの学びやすさのことです。
プログラミングの勉強を始めると、必ずわからないことが出てきます。
そのとき、わからないことをどのように調べるか?その調べやすさが「学習コスト」です。
一般的に広く使われているプログラミング言語のほうが学習コストは低くなります。
広く使われていれば、解説書やネットの中の解説記事がたくさんあるからです。
また、小学生の場合は通っている教室の先生に聞くということも考えられます。この場合は、ネットを使えばいつでも聞くことができるのか、教室に行かないと聞くことができないのかが学習コストのちがいとなります。
プログラミングのことを子どもから聞かれても、答えられない保護者がほとんどだと思います。
だからこそ、困ったときに自分で調べられる環境が整っているかが大切です。
ぜひ、プログラミング言語の選択では、「学習コスト」(学びやすさ、困ったときの調べやすさ)を意識してみてください。