
スクラッチは入門者向けのプログラミングツールとして優れていますが、あくまでも初心者・入門者向けのものです。ある程度スクラッチをマスターしたら次の段階に進みましょう。
では、スクラッチの次に何を勉強すればいいのか?
順番に説明しますね。
スクラッチは、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるもののひとつで部品(ブロック)を組み立てることでプログラミングを行います。次の段階としてはコードプログラミングに挑戦しましょう。
コードプログラミングとは、コード(文字)を入力してプログラミングを行うことです。
コチラのほうがプログラミングのイメージに近いかもしれません。
このコードは基本的に英語で書きますが、そんなにむずかしいものではありません。
英単語を部品のように組み立てるとイメージすると良いかもしれません。
最初は、ほんの少しの単語でスタート。それでもプログラムは動きます。
英語が苦手でも心配することはありません。むずかしく考えすぎずに挑戦してみましょう。
コードプログラミングは基本的に英語で記述しますが、日本語でプログラミングができる「なでしこ」という言語があります。日本語のほうがやりやすそうと思うかもしれませんが、あまり日本語と英語によるちがいはありません。それよりも言語を学ぶ環境・ツールが初心者には重要です。
コードプログラミングができる言語にはいくつもの種類があります。ここでの言語は英語、日本語といったものではなく、プログラミング言語のことです。
言語によってプログラミングできる分野はちがいます。具体的には、ホームページ開発、Web桂アプリケーションの開発、AI開発、データ分析など言語により得意な領域が異なります。
ただ、入門編としては、こうした分野にこだわる必要はありません。
基本をマスターした後に、発展段階で自分が興味のある分野にあわせた言語を学べば十分です。
それだと、ムダが生じてしまうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。プログラミング言語というものは、次々と新しいものが出てきます。このため別の言語を学び直す必要はつねにあります。
最初に覚えた言語しか使えないというのではスキルとして不十分。
プログラミングが得意になるには、言語を乗り換えるスキルを身につけることは必須です。
こうした意味でも最初の言語には特にこだわる必要がありません。
では、スクラッチの次に勉強するプログラミング言語をひとつあげるとすればPython(パイソン)です。
Python(パイソン)はでWeb開発、人工知能、データ分析などに広く使われています。
また、人気の言語のため、インターネットで検索したときに事例が多いのもメリット。
YouTubeにもPython勉強用の動画が初心者向けから上級者向けまでアップされています。
初心者向けの勉強方法としては、自学サイト「TOYPRO(トイプロ)」を使ってみるとこをオススメします。具体的な使い方や画面イメージは下記の記事で紹介しているので、参考にしてみて下さい。