
そうした方向けにプログラミング自由研究のアイデアを7つ紹介します。
プログラミング自由研究の王道ともいえるのがオリジナルのゲーム作りです。スクラッチなど簡単なビジュアルプログラミングツールを使えば、プログラミングの基礎を楽しく学びながらオリジナルのゲームをつくることができます。サンプルもネット上にたくさんあるので、そうしたものを参考に「研究」しやすいのもメリットです。
ゲームってあんまり興味ない。ゲームをするのは好きだけど自分で作るのはちょっと…という人にはアプリ開発がオススメです。スケジュール管理アプリなど簡単なアプリケーションであれば、プログラミング初心者でも夏休み期間中に完成させることができます。ちょっと役立つツールという視点で身近なテーマを取り上げてみてください。こうしたものもサンプルが豊富なので、「研究」のやりがいがあります。
インターネットの世界に興味があるなら、自分のウェブサイトを作ってみるのも面白いです。HTMLやCSSなどの基本的な言語を学び、自分のページをデザインしてみましょう。プログラミングの基礎知識が自然と身につきます。興味のあることを発信する情報サイトをつくることを目標にすれば、発信する情報を調べ、自分の言葉でまとめる力も身につきます。
プログラミングでロボットを動かすことに挑戦してみるのもオススメです。目の前にあるものが動くと自分が命を吹き込んだような気持ちになり、もっとこうしてみようという気持ちが芽生えます。プログラミング教室が行っている夏の体験学習といったものに参加してみるのもいいですし、自宅でできるキットもネットで購入することができるので挑戦してみて下さい。
自宅のパソコンにエクセルがあるのなら、ちょっとしたデータ分析をすることもできます。例えば、好きなスポーツチームのデータ(勝敗だけでなく選手の成績など)を集めて、自分なりに「このチームが強い理由」とかを考えてみてはどうでしょうか。データを分析するためにエクセルの関数などちょっとしたプログラミングの知識が必要になります。興味のあることをもとにプログラミングに取り組めば、覚えるのも速く、自分なりに工夫しようという気持ちも芽生えます。
プログラミングに自信のある人はコンテストに参加してみるのも刺激的です。夏休みにはオンラインで応募できるプログラミングコンテストというのがたくさんあります。作品を募集しているサイトには、過去の受賞作が掲載されていることが多いので、こうしたものを見るだけでも参考になります。また、自分ならこうするのに、こうしたほうがもっと面白くなるという試行錯誤が自由研究にピッタリです。
プログラミングは一人でやるものと考える人もいますが、みんなでやることでいいアイデアが浮かぶことがあります。お互いに得意なことを教え合うプログラミング勉強会を開いてみると、出来ることの幅が拡がります。みんなでひとつの作品をつくるという目標を設定すると、ひとりでは出来ないような大作に挑戦することができます。
夏休みの自由研究でプログラミングに挑戦すれば、楽しみながら新しいスキルを身につけることができます。また、プログラミングは単なる技術だけでなく、論理的思考や問題解決能力を高めることにも繋がります。ぜひ、自分にあったプログラミングのアイデアを見つけて、充実した夏休みを過ごしてください!